観葉植物を真剣に育て始めて「初めての冬」。
「たくさん買い込んだ植物たちを守りたい!」
植物によって耐寒性は異なりますが、10度や15度以上をキープすべし!などと言われていますよね・・・。
冬の我が家は、基本的にエアコンで暖をとりますが、不在時や就寝中はエアコンを止めるので、室内でも10度ほどになることがあります。だからといって、エアコンをつけっぱなしにするのはちょっと・・・。
そこで、植物に特別な環境を用意できない初心者の私が、冬を乗り越えるためできることを調べてみました。見つけたのは「熱帯植物栽培家の杉山さん」という方のYoutube。我が家でもできそうな事をレクチャーされていたので、チャレンジしてみました。
用意するのは『フルーツキャップ』
準備したのは、りんごや梨などに被せてある『フルーツキャップ』。『フルーツネット』とも呼ばれています。これを鉢に被せることで保温効果があるそう。こんな簡単なことでも、有るのと無いのとでは全然ちがうんだとか。
果物を購入した時に残していればいいのですが、お安く購入することもできます。我が家が購入したのは、1,000円ちょっとでした。なんと100枚入り!
果物業者になった気分です!


今回購入したものは、ダブルという2重構造になっているもので、高さは110mm(11cm)。


これより高さが短いものや長いものがありますが、110mmより小さいと、覆いきれない鉢が増えてくるし、110mmより大きいと、ダブルという2重構造になっている商品が少なくなってしまいます。あったとしても値段が一気にあがるため、コスパの良さからこちらをチョイス。

大きい鉢は覆いきれないですが、100枚も入っているので、切り貼りすれば対応できると考えました。
ちなみに2重になっている構造は、ベロンとめくれば簡単に1重に変えることができます。

こうして手に取るだけでも温もりを感じることができます。暖かくするのではなく、冷えを抑えるという考え方。初心者でも安価にできる対応、ありがたいですね。
透明スリット鉢『ネガミエル』に被せてみた
我が家で愛用している透明スリット鉢『ネガミエル』に『フルーツキャップ』を被せてみました。使用感やサイズ感など参考になれば幸いです。
我が家にある『ネガミエル』は以下5サイズ。
左から「2.5鉢」「3号鉢」「3.5号鉢」「4号鉢」「5号鉢」です。

2.5号鉢
まずは2.5号鉢。
すっぽりと被せることができます。特にゆるくてずり落ちてくることもありません。

しかし、高さが余って少し邪魔。


1.5㎝ほどカットするとジャストサイズになります。


3号鉢
我が家で一番数が多い3号鉢。ピッタリの予感です。

はい、ジャスト!専用のカバーと思うくらいジャストフィットです。

3.5号鉢
3.5号鉢は、少し高さが足りない感じ。

2重部分を少しずらして対応しました。


下の方は1重ですが、これはこれで良しとしました。

4号鉢
高さは3.5号鉢とそれほど変わらないのですが、鉢に被せようと横に広げると、さすがに破れてしまいます。

そこで、ここからは工作を行いました。
2つの『フルーツキャップ』を用意し、2重から1重にしておきます。

それぞれを縦に半分にカット。


それぞれの切り口を重ねて、養生テープで貼り付けて、1つの大きな筒に作り変えます。


2重にすれば、大きな『フルーツキャップ』の完成です。

これを被せるとこの通り。ジャストフィットです!

鉢皿に置くと、収まりもすごくグッド。

5号鉢
手法は4号鉢と同じ。
2つの『フルーツキャップ』を結合して、大きな『フルーツキャップ』を作成し、3.5号鉢の時と同様、2重部分を少しずらして被せます。


1重の部分が多いので、『フルーツキャップ』を分解して張り付けた方がいいかもしれません。

『フルーツキャップ』被せてみた『まとめ』
よく使う小さいサイズの鉢は、ほぼほぼカバーできると思います。カバーできないモノも、切り貼りしていけば対応可能。100枚もあるため、気兼ねなく使うことができます。
さらに私は、意外とかわいい!とすら感じました。



杉山さんはダサいとおっしゃっていたので、私がおかしいのでしょうね・・・(笑)


『フルーツキャップ』以外にも、発泡スチロールや段ボールに入れたり、鉢カバーをするのも有効なんだそうです。
こちらは激ダサですが、冬を乗り切るため我慢しようと思います。


初心者の皆さん、冬を一緒に乗り越えましょう。


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