2025年6月から、本格的(?)いや、真面目に観葉植物を育て始めた私。
実はこれまで、植物を育てるという事にあまり興味がありませんでした。
もらった植物も、なんとなく水をあげて、枯れたら捨てるの繰り返し。
そんな私が、職場で可愛らしいモンステラを見かけた事をきっかけに『植物熱が発動』!!
Youtubeや園芸店で情報収集を続け、
やっと今、室内で観葉植物を育てるアイテムが一通り揃ったと感じています。
そこで今回は『初心者目線で伝える!』
『これから植物を育てたい人・育て始めた人が揃えるべきアイテム』を記載します。
少しでも参考になると幸いです!
以下、3つのグループに分けて紹介していきます。
①すぐに揃えたい『必須アイテム』
『鉢』 透明スリット鉢『ネガミエル』
まず必要なのは、植物を入れる鉢。
気に入った鉢があれば、それを使えばいいと思いますが、どんな鉢がいいか悩んでいる方のために、ここでは初心者におすすめの鉢を紹介しておきます。
値段が安くて管理も簡単!さらに見た目もかわいい鉢。
それが、透明スリット鉢です。Amazonなどを見ると様々な種類の透明鉢が売られていますが、私がおすすめするのは、こちらの『ネガミエル』です。


安心の「made in japan」で少し硬質感があり、しっかりとした作り。
鉢下の側面にスリットが入っているため、排水性がとても高く、初心者が起こしやすい根腐れの心配が軽減されます。しかも透けていて土の状況がよく見えるため、土の乾きを目視でき、水やりのタイミングが分かりやすいのもポイントです。
この鉢で観葉植物を育てて3ヵ月、まだ根腐れとは無縁です。

『ネガミエル』は、7つのサイズで展開されています。
四角いタイプと丸いタイプ、サイズによって2種類の形状で用意されていますよ。
(※1号=口の直径が3cm →つまり3号は直径9cmの鉢)


100円ショップやホームセンターで買える、1000円以下の小型観葉植物の植え替えであれば、3号がおすすめです。3号は、挿し木などで植物を増やす際にも使えるサイズなので『とりあえず23号を買う』でも損はありませんよ!
『土』 PROTOLEAF(プロトリーフ)室内向け観葉・多肉の土
必須アイテム2つ目は土。
いろんなメーカーから様々な種類の土が販売されていますが、
「室内で観葉植物を育てたい」方におすすめの土が『プロトリーフの室内向け観葉・多肉の土』です!
現在、我が家の植物は、全てこの土に植えられています。まだ私には土をブレンドするのは難しいため、この土に全てを委ねています。


この土は、いわゆる『無機質の土』です。
有機質の土と違い、たい肥を含まないため、虫がよりつきにくく、カビやキノコも生えにくくなっています。
さらに、粒状でできているため、鉢に注ぎやすく、汚れも少ない。
水はけも良いため、水をあげ過ぎてしまう初心者でも、根腐れの心配が軽減されます。

無機質の土は、たい肥を含まないため、健康に育てるには肥料を与える必要がありますが、プロトリーフの土は、すぐに効く肥料とゆっくり効く肥料の2種類が配合されているため、初心者にとって、ありがたい土になっています。
また、個人的な意見なのですが、この土の色味のバランス、かわいくないですか?

主な原料は、鹿沼土、パーライト、赤玉土。
そして、水やりもすごく気持ちいいんです!乾いた土に水をあげると「シュワシュワシュワー」っと音を立てて、土が水を保水するんです。目でも耳でも楽しめます。
水を含んだ色味は、さらにかわいいんです!

この色味の変化で、水やりのタイミングを探ることもできます。
先述した『ネガミエル』との相性も抜群です。

無機質の土は、有機質の柔らかい土に比べて根が伸びにくい傾向がありますが、その中で成長させることで、しっかりとした頑丈な株に育つと言われています。
「清潔」・「乾き良し」・「水やりタイミング分かる」・「見た目かわいい」・「頑丈に育つ」の5拍子!初心者の強い味方です!
『霧吹き』 葉水用のスプレーボトル
最後の必須アイテムはこちら!
細かなミスト噴射が出る霧吹き、スプレーボトルです。

葉の表裏、茎や芽などに霧吹き、いわゆる『葉水』をしてあげることで、植物は潤いを保ち、元気に育ちます。私は可能な限り、毎朝行うように心がけています。
スプレーボトルは、ワンプッシュでミスト状の噴射が長時間続くため、葉水がとても楽しい時間になるマストアイテムです。
左側の大きなスプレーボトル(500ml)は、100円ショップの『キャンドゥ』で330円で購入。
右側の小さなスプレーボトル(300ml)は、フリマサイトで1000円ほどで購入した『miscare』というメーカーのボトルです。
正直、見た目も使い勝手も、気になるほどの差はありません!100円ショップのスプレーボトルで問題なしです。
お近くの100円ショップに売ってなければ、こちらでどうぞ!
②上手に育てたい『楽しくなったら揃えようアイテム』
『活力剤と液体肥料』 ハイポネックスの『リキダス』と『液肥』
観葉植物をより健康に!そして、本来の美しさを引き出したいなら『活力剤』と『肥料』が必要になってきます。
種類がたくさんあって悩みますが、初めて買うなら創立60年以上を迎える業界のトップランナー・ハイポネックスジャパンの商品をおすすめします。

使いやすさや効果など、この2つの商品を標準とし、慣れてきたら他のモノにチャレンジしてみると良いと思います。
まずは『リキダス』、活力剤といわれるモノです。

植え替えたばかりの植物の根の活力アップ(さし木・さし芽・株分けにも効果的)や、いまいち元気のない時、暑さでバテ気味の時や、冬の寒さへの抵抗性をつけたい時など、人間でいうサプリメントやエナジードリンク的な使い方ができるアイテムです。
水やりの時に、一緒に混ぜて薄めて使用します。
植物にも寄りますが、私は2週に1度ほど与えています。さらにスプレーボトルに薄めて葉水を行う葉面散布液としても使えるため、消費は結構早いです。
800mlや、もしくは2本セットで売られているモノがおすすめです。
続いては液体肥料。こちらも水で薄めて観葉植物に与えます。

活力剤がサプリメントやエナジードリンクだとしたら、肥料は食事です。食事を与えないと、植物は美しくて健康な株に育ちません。
『ハイポネックス6‐10‐5』は、即効性のある液体肥料で、水やりと同時に与える事で、栄養を植物に届けることができます。こうした肥料は『追肥』と呼ばれていて、鉢植えされた状態の観葉植物に与えることができます。
観葉植物に与える場合、メーカーでは500倍に薄めたものが推奨されていますが、Youtubeなどでは、さらに薄めた方が良しとされている方の意見が多いので、私は1000倍くらいに薄めて使用しています。また、冬は観葉植物が休眠に入るため、肥料を与えることができません。そのため、活力剤に比べて減りが遅いです。
最初は、800mlもしくは450mlのものでもいいかもしれません。
『粒状肥料』 ハイポネックスの『マグァンプK 中粒』
こちらもハイポネックスジャパンの肥料。粒状肥料の『マグァンプK 中粒』です。
私は注ぎやすくするため、ペットボトルに移し替えています。


このタイプの肥料は、元肥といわれていて、植え替えの時に土に混ぜて使うものです。
水をかけることで溶けだす栄養と、根が伸びるときに出る酸で溶けだす栄養があり、中粒はその効果が1年続くとされています。
中粒の効果が1年なのに対し、大粒の効果は2年です。
注意が必要なのは小粒で、こちらは『元肥』ではなく『追肥』です。鉢植えされた状態の観葉植物の土に与えて使います。中粒や大粒とは使い方が違うので注意が必要です。
1年に1度の植え替えを見越して、初心者の方は『とりあえず中粒』でよいかと。
『園芸はさみ』
一般的なハサミでも切れなくはないですが、細かい葉や枝のカットや、太い枝を切る際には、やはり園芸はさみがあった方が良いです。切れ味が悪いと、そこから病気になる可能性もあります。

左の黒い持ち手のハサミは、細かな作業を行う剪定ばさみで、ダイソーで220円で購入しました。
右のハサミはフリマサイトで1400円。持ち手がウッディーでかわいかったので、なんとなく購入しましたが、正直、ダイソーにも同様の商品があり、そちらで十分だったと感じています。
まずは、お安く始められると失敗がないです。ダイソーは強い味方。
『園芸用ザル』
紹介した『プロトリーフの土』を、ふるいにかけて微塵を落とすのに使います。植物を育てるのにより良い土だけを厳選することができます。

こちらもダイソーで110円。十分です。
③あれば便利『余裕ができたら揃えようアイテム』
『計量スプーン』
液肥や活力剤の原液の分量を量るのに役立ちます。

『リキダス』などは、キャップ1杯の分量が20mlとなっていて、キャップを使って量るように勧められていますが、キャップが汚れて面倒です。軽量スプーンがあれば便利です。
こちらもダイソーで110円です。様々なデザインのものがありますので、お好みのモノをどうぞ。
『水差し』
先のとがったタイプの方が、細かいところまで水を与えやすいです。

こちらはセリアで110円で購入しました。
『ピンセット』
植え替えの土を詰める作業の時に使います。
土を入れた鉢の側面に何度も挿して上下することで、土を奥まで入れ込む事ができます。

こちらはダイソーで110円です。
『米びつ』
ふるいにかけた『プロトリーフの土』を米びつ入れて保管しています。
植え替えの時にとても使い勝手がよいです。

こちらは、ダイソーで660円で購入しました。
今回は、初心者の私目線で、初めて観葉植物を育てようという方向けに、おすすめのアイテムを紹介しました。今後、もっと観葉植物にハマっていけば、どんどん使い勝手の良いアイテムを知っていくことと思います。またその時、別記事で紹介できればと考えています。
今回の記事が、これから始められる方の参考になれば幸いです。


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