我が家の植物ライフは、植物館兼販売所である『なかやまフラワーハウス』を訪ねたのが始まりです。愛媛県伊予市中山町にある入館料無料の植物館で、多肉植物や観葉植物も売られています。
植物館には、5メートル以上の高さになる『ストレリチア・オーガスタ』や、一枚の葉っぱが1メートルほどに育った『大型のモンステラ』などがあり「観葉植物ってこんなに大きくなるんだ」と、驚いたのを覚えています。
館長さんにお話しを伺うと、観葉植物は、育て方次第で大きくも小さくも管理できるとのこと。そこで試しにと、テーブルサイズの植物を購入したのです。(2025年6月14日購入)
モンステラ アダンソニー(マドカズラ)黄斑
-Monstera Adansonii-

葉っぱが2枚ついた小さな苗。1,800円(税込)で購入しました。初心者の私には少し高く感じましたが、弱々しくもアート性の詰まった繊細な模様の葉っぱに一目惚れしたのです。


あれからおよそ半年、たくさんの葉っぱを展開してくれました。
購入して1か月ほど経った頃、『プロトリーフの室内向け観葉・多肉の土』に植え替え。鉢は購入時まま、今も2号のプラ鉢に植えています。

我が家に最初にやってきた観葉植物。穴が開く葉っぱを見るのは初めてだったので、毎日の「植物って不思議だなぁ」と、眺めていました。


このヘンテコな植物に、育てる楽しみを教えてもらい、どんどん観葉植物にハマっていったのです。ここからどんどん観葉植物を買い集めるになります。。

ハロウィンに出てくるオバケみたいで、かわいくないですか?

斑が入っているタイプのため、葉っぱ1枚1枚に異なる表情があって面白いです。


穴の開き方もさまざまです。


ときには、穴が少ないことも。環境面か栄養面の影響なのでしょうか?理由はよく分からないですが、これはこれでかわいいなぁと感じます。

実は『モンステラ アダンソニー』というのは学名で、日本では『マドカズラ』という愛称で呼ばれています。小さいながらも見ごたえのある品種です。よく似た品種で、『モンステラ アクミナータ』、『モンステラ エスケレート』、『モンステラ オブリクア』という植物もありますので、お好みの穴あきモンステラを探してみるのも楽しいかもしれませんよ。
斑入りではありませんが、リンクを貼っておきます。是非参考になさって下さい。
半年間の育て方(6月~11月)
観葉植物を育て始めた頃だったため、育成方法をインターネットで調べまくりました。結果、どのサイトでも決まり文句のように記載されている『カーテンレース越しの明るい窓辺』に設置することに。

6月~10月までは北側の出窓、11月現在は、移動式のラックを使い、日中は南側の窓辺付近で管理しています。
用土は水はけの良い『プロトリーフの室内向け観葉・多肉の土』を使用。
鉢も2号サイズのため、すぐに迎えた夏には2、3日一度の水やり。根っこもスリットの穴から脱走してしまうほど伸びてきて、水をどんどん吸い上げます。

特に支柱など立ててはいませんが、どんどん幹が上にのぼっています。不安定な見た目に反して、グラつく事なくしっかりとした立ち上がりで安定感があります。

茎の裏には気根の突起がたくさんあります。


水苔を使って気根を伸ばし、土の中まで気根を誘導する事もできるそうなのですが、今のところ放置です。

11月現在まで、新たに展開した葉っぱは8枚。合計10枚の葉っぱがついてかなりボリュームアップしました。

小さな苗でしたが、結構立派になりましたよね。



裏から見上げても素敵です。




購入時(2025年6月14日)

購入から3か月、残暑の頃(2025年9月7日)







購入から6ヵ月、冬を迎えた現在(2025年11月25日)

寒さが増してきて日照時間が少なくなったためか、黄斑が緑色っぽくなっているのが気になるところ。また春になったら復活するか?


最近施した冬対策
別の記事にも記載しましたが、冬対策としてフルーツキャップを被せました。

根を少しでも寒さから守るため。リンゴを購入したときについてきたものを流用しています。
これが意外とかわいい。
そして似合う。

初めて購入した思い入れのある観葉植物。冬はあまり成長を楽しめない時期ではありますが、春を目指して丁寧に見守り続けたいと思います。
不思議な魅力を持つ植物ですので、機会があれば皆さんも楽しんでみてください。


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